LE CONCERT
LEÇON DE PIANO
自立した演奏家を目指して
現にピアノのレッスンでは、曖昧な言葉や表現が行き交う場合が多いように感じます。その抽象的な言葉の中から自分の力で体系的な土台を形作ることは、実は非常に難しい作業なのです。
私はレッスンを通じて、楽譜の基礎的な読み方を徹底的に習得することによって、一人一人が自分の力で音楽を作る過程を習得することを目的としています。
音楽家としての自立を目指す
僕たちは何年もかけてピアノをどう扱うべきか、音楽はどうあるべきか、音をどのように聞くか等etc...
様々な事を学ぶ必要がありますが、いつかは先生のもとを離れて独りで音楽を作っていかなくてはいけません。いつまでも先生のもとにいては、一人のピアニストとして本当の自立はできないのです。
しかし、いざ一人になった時。
実は確固たる自信を持って音楽へと取り組めていないのではないでしょうか。それは、それぞれが自立する際に必要となる土台が確立されていないからに他なりません。
分からないを解決する
フランスで3年 ベルギーで4年
私は計7年間の留学生活を通して、2人の素晴らしいProfesseurと出会うことが出来ました。
フランスで師事を仰いだBilly EIDI先生には、レガートを基本としたピアノのタッチを厳格に指導されました。また、ベルギーで師事したPiet Kuijiken先生のもとでは、バロック期から発展してきた楽譜の読み解き方を教え込んでいただきました。
同時に、留学期間中には様々な先生と議論を交わし、音楽の在り方と文化を吸収してまいりました。そして今現在も欧州で毎年リサイタルを開催し、研鑽を積むことを続けています。
この経験から多くの視点を以て、音楽家となるためのアドバイスを送ることが出来ると考えています。
仏語レッスン通訳
豊富な音楽知識と経験でサポート
フランス語レッスン通訳では当然ながら、外国の先生が仰ることを理解しなくてはいけません。しかし『理解する』という事はただ単にフランス語が話せるだけではなく、その言葉の意図を、深い音楽の知識と共に理解できなくては成り立ちません。この音楽的な理解は、通訳の質に大きく関わってきます。
またレッスン時に通訳を挟むと、直訳に徹する為に、言葉を伝える為に時間を大幅に割いてしまう場合があります。すると、せっかくのレッスン時間が短縮されてしまう結果に繋がります。
▼私はこの点に注意を払い、レッスンが滞らないようスムーズな通訳を心がけ、『先生の伝えたい意図』を的確に伝える事を心がけております。
おかげさまで皆様からは、信頼と好評を頂いております。